大阪・中津に存在したミニコミのシカク

梅田まで一駅という好アクセスな中津駅のそばにありながら、少し寂れた様子が否めない中津商店街。

中津駅周辺はタワーマンションや公園が立ち並び、若者の息吹を感じるのですが、そのギャップが不思議です。

今は此花区に移転

昭和、平成、令和¨店と時代は変貌しますが、こんなコアな「シカク」というお店があったことを備忘録として

形に残しておきたいと思いました😀（2015年4月に撮影したもの）

今は大阪市此花区の梅香に移転してしまいましたが、この場所では2011年～2016年位まで営業されていたと思われます。

専門学校を卒業したばかりの女性オーナーが、当時のパートナーと〝住居兼店舗〟で始めたというのを、私は後で知りました。

ドアを開けると、コタツに入りパソコンに向き合っているお二人がいましたが、そうだったとは！

ひしめく、強烈なタイトルのサブカル本たち。

ヴィレッジヴァンガードのようで、まだメジャー感がありますね。

これらはコアです。今では「シカク出版」として書籍も手掛けるまでになったようですが、この時代は厳選されたミニコミなどのインディーズ本が中心だったようです。

「月刊ビル」「団地ブック」など生まれて初めて見るようなものばかり。

原画展が開催されており、過去には漫画「酒のほそ道」のラズウェル細木さんのも行われていたとか。

プロの漫画家もペンタブレットを使用する中、原画は貴重になってくるでしょうね。

上の漫画は購入させて頂きました。「孤高のグルメ」の自炊女子版といった感じでしたね。

今の此花区のショップでも多くのイベントを企画しており、また、雑誌・SAVVYなどの数々のメディアに取り上げられるようになりましたが、珍しいラインナップは今も変わらずのようです。

ちなみに今、中津に「はっち」というフリーペーパー専門店がありますが、全く関係ない別団体とのこと。

●ミニコミ・ZINE・インディース出版物の委託販売シカクhttp://uguilab.com/shikaku/

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