アクセス便利な竹尾 淀屋橋見本帖
レストラン街、セレクトショップが立ち並ぶodona淀屋橋1Fに竹尾 淀屋橋見本帖 があります。
地下鉄御堂筋線淀屋橋駅10号出口直結でアクセス抜群。
営業時間は11:00~18:00で、定休日:不定休とありますが、
見本帖本店(東京・神保町)含む全4店舗で、土日祝も営業しているのはここだけ!というのは嬉しい。
「平日のお昼時はゆっくりしているのかな」と思いながら店内を見ていると続々と人が増え、私がいた40分程度で5人もの来客が。
お客さんの層はデザイナー・印刷関係のみならず、クラフトアートや彫紙(ちょうし)アートの職人さんも足を運ぶそう。
また、個人的にブライダル招待状を作りたいという人も。
会社の広報担当も多いようで…そういえば、制服姿のOL風の方もいました。
当店のコンセプトが「ファインペーパーの情報発信の拠点」というだけあり、
ファインペーパー約270銘柄、4600商品を取り扱っています。
ファインペーパーとは特殊印刷用紙で、有名なところではマーメイド、ヴァンヌーボなど用紙の総称です。お恥ずかしながら私は〝ファインペーパー〟という名の紙があると思っておりました……。
長年デザイン誌「ブレイン」には、紙の専門商社 竹尾がデザイナーとコラボをして登場していたので、目にしていた方も多いのでは。
東京の重鎮デザイナーには「竹尾しか使わない」という方も。
紙を選び出し、オーダーシートに各サンプルの「色」と「数量」などを記入。(※1商品につき3枚まで)
数枚の商品を買って帰り、自宅や事務所のプリンタで仕上がり具合を確認。その後、Webで購入するというのは無難な方法かも。
他には、デザイナーがクライアントへ見本紙(サンプル紙)を見せるため2、3商品購入する場合も。
基本のサイズは一つのみ。この全版4切サイズ(約540×390mm)です。ペンを右に置いているんですが、結構大きいですよね!
1枚からでもOKというのが嬉しい。筒状に丸めたものを、女性客が持って帰ってました。
当店で〝断裁〟は行われていないですが、オンラインではA4、A3など多種のサイズを選択できます。
ちなみに、オーダーシートは複写タイプなので、控え用の2枚目はお持ち帰りできます。
この控えを保管できる「Karte」というバインダーです。「試し買い」した銘柄や、その重量の記録が残せます。
このリフィル(ポケット部分)も紙というこだわりようです。カスタマイズ可能。
竹尾のオリジナルステーショナリーDressco(ドレスコ )。阪急うめだ本店でも購入可能です。
オニオンスキンペーパーは万年筆愛好家のファンが多い商品。
ノートは既にあったのですが、好評につきその紙を用いたレターセットが誕生しました。
オニオンスキンペーパーは独特のシワ感と玉ねぎの薄皮のような薄さ。パリパリとした質感でした。
ここで試し書きもできますよ。
ドレスコシリーズの特徴の一つに透かし模様があります。見えますか?
(スマホから当ブログを見ている人は見えないと思います 汗)
品質保証のために紙の銘柄や原料名が書いてあります。
活版印刷技術が生きたお洒落な看板。屋内に限りますが、店名ロゴが入ったこんな紙の看板はいかがでしょう。
近くで見ると凹凸が感じられ趣深いです。
店内にはCAPPAN STUDIOの工房が併設されており、ハイデルベルグ社の活版印刷機が設置されています。
側で見ると圧倒されますよ!
土日祝は名入れ印刷のオーダーや、活版印刷の相談を受け付けています。(11:00~20:00)
金属板を初めて見ました。地図が描かれています。
今では樹脂版の方が多いとか。
こういう可愛い印刷物を頂けるのは嬉しい。
毎月、厳選された紙とインクを選び、このカードが作られるとか。招待状や名刺作りのヒントになりそうです。
最近はこのようなくすんだ色が流行っていますね。
そして、年に数回企画されている店内の展示会。今期行われているのは「感じるブックジャケット2011→2021展」で、
豊富なファインペーパーにおのおの違う印刷・加工をした作品が見られます。ジャケットを手に取ってもOK。
私が購入したのは竹尾ミニサンプル(総合見本帳)のタント(70kg 100kg)です。
ミニサンプルなので1,100円(税込)と、とってもリーズナブル。
店内の様子を見て、紙選びも生活や仕事の一つとして組み込まれていると実感しました。
場所柄、足を運びやすいこの空間で、みなさんもしっくりくるファインペーパーとここで出会ってください。
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大阪のフリーデザイナー、Yamauchiです。
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